このフェスティバルで、私は世界各地から集まってきたたくさんのプロフェッショナルな教育者、パフォーマー、シアターメイカーに出会った。期間中、私たちは子どもたちに関わる演劇やさまざまな民族やライフスタイルの演劇創作について学び、国をこえたコミュニケーションをとった。
私はミャンマーの南シャン州にあるNaung Taung Philanthropic仏教学校で教師をしているNang Yadanar Soeという。沖縄の、那覇市で開催されたりっかりっか*フェスタ2018に10日間参加した。文化や、演劇創作について、そして演劇に関わる子どもの教育について学び、あらゆることが驚きだった。
りっかりっか*フェスタは私にとって、演劇について詳しく学ぶ初めての経験だったため、言語的な部分で大変だった時はあった。演劇用語の意味がわからなかったりしたからだ。しかし、そのうち演劇はあらゆるところで行われているものであり、演劇が作り出すイメージで人々に知識を与えようとしているのだと理解した。
このプログラムのすべてのイベントを楽しんだが、特に作品を観た後に行われたポストショーディスカッションは最高の作品を作るための方法を知ることができるとても役に立つセッションだった。アジアTYAネットワークの参加者であることに心から感謝した。このプログラムに参加した後、新しい演劇作品を作るアイディアが生まれてきた。私たちのコミュニティにおける社会変革について、20名の学生と一緒に3月の第1週目のパオナショナルデーに上演する作品の脚本を書き始めている。先輩の教育者、シアターメイカーの皆さんに出会えたからのことであり、心から感謝したい。
アジアTYAネットワークは、演劇で社会的なコミュニティを作っていくことに関して、他の国々の実践家とコミュニケーションを取れる主要なネットワークのひとつである。
アジアTYAネットワークに、ぜひ演劇に関心を持つ新しい世代の実践家にトレーニングコースを提供するなど今後違うことにも挑戦していってほしいと思う。
今年のプログラムに招待していただいて本当に感謝している。また世界のどこかで皆さんに会えることをこころから願っている。このような機会を与えてくれたことを忘れずに、これからもアジアTYAネットワークプログラムに関わっていきたい。